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活用事例紹介

【アステラス製薬株式会社様】映像研修によりワークライフバランスへの意識が“飛躍的”に向上

マンガでわかる社内改革事例 Family Friday (金曜日 16時退社)導入から定着まで

医療用医薬品を中核事業としてグローバルな展開を行う、アステラス製薬株式会社。近年は、ダイバーシティ(人材の多様性)への取り組みを重視し、さまざまな人事制度の導入や、社員の理解を深めるための研修に取り組んでいる。特に2009年度の下半期では、社員のワークライフバランスに関する意識啓発を重視。DVDによる映像学習をはじめとして、一過性では終わらない研修を行っているという。人事部ダイバーシティ推進室長の米奥美由紀さん、同室課長代理の小川有美子さんにお話を伺った。
また、社員のワークライフバランスと生産性向上を推進するための同社の制度(Family Friday)についても、併せて紹介する。

ステップ1:「ジェンダーダイバーシティ推進」への理解を促進

同社がダイバーシティへの取り組みを開始したのは、2007年11月。社長をリーダーとする、部門横断プロジェクト「WIND(Women's Innovative Network for Diversity)」が発足し、「女性活躍推進」に向けた取り組みを行うことから始まった。その後、主業務との兼務ではスピード感に欠けると判断。2008年7月には、人事部に「ダイバーシティ推進室」を設置した。専任体制になってからは、社員のダイバーシティへの理解をさらに推進するため、計画的な研修を実践している。

日経ビデオ「ワークライフバランス」より

「ダイバーシティへの取り組みが他社より遅れている面もあったので、半期ごとに目標を掲げ、取り組みのスピードをアップしました」と、米奥さんは語る。まず、2008年下期には、女性活躍推進を取り上げる目的を社員に理解してもらうため、「職場単位」で「ジェンダーダイバーシティ」に関する研修を実施。全ての職場に、WINDを推進するための「ネットワークメンバー」を1名ずつ配置し、マネージャーと2人で、職場ごとに研修を行った。職場研修を実施する前に、まずはダイバーシティ推進室が各職場のマネージャーを対象とした研修を実施。ネットワークメンバーには、外部から専門家を招いて研修を行うなど、事前の準備もしっかりと行った。

「この時の職場研修では、Eラーニングを使用しました。期間を決め、社員それぞれが自分の好きな時間にパソコンで研修を受講。ただ受けるだけではなく、より理解が深まり、意識も高まるように、受講前後には、マネージャーとネットワークメンバーが、職場員に研修を行いました。その内容は、今期実施するダイバーシティ職場研修の全体概要、「ダイバーシティ」という言葉の理解、ジェンダーダイバーシティを推進する目的・意義および推進の方向性についてです。また、受講後はEラーニングの内容をモチーフとした、グループディスカッションも行いました」(米奥さん)

ステップ2:ダイバーシティを推進する「良質なコミュニケーション」を促進

続く2009年度上期には、ダイバーシティを推進するためのベースとなる「良質なコミュニケーション」をテーマに研修を行った。教材は、コミュニケーションに関する「アニメーション」。職場員みんなで鑑賞した後には、ネットワークメンバーが中心となり、内容に関するグループディスカッションも実施したという。

小川さんは、当時の研修の様子をこう振り返る。「ジェンダーダイバーシティの研修の際は、『子育て中の社員をどうサポートするかについて、職場のメンバーと具体的に話すことができた』という感想がある一方、『職場に女性が少ないので関心がない』という声も聞こえてくるなど、その反応はさまざまでした。しかし、続くコミュニケーションの研修では、反応が変わりました。『自分も組織を構成する1人なのだから、職場が良くなるように努力したい』という声が聞こえるなど、主体的且つ前向きに取り組もうとする気持ちが、高まってきたことを感じました」

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