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活用事例紹介

【アステラス製薬株式会社様】映像研修によりワークライフバランスへの意識が“飛躍的”に向上

マンガでわかる社内改革事例 Family Friday (金曜日 16時退社)導入から定着まで

ステップ3:「ワークライフバランス」を実現するために働き方を変えていく

日経ビデオ「ワークライフバランス」より

現在同社では、「ジェンダーダイバーシティ」「コミュニケーション」に続き、「ワークライフバランス」に関する研修に取り組んでいる。まず、社長をはじめとする役員、部長以上の役職者を対象に、外部講師による講演会を実施。現場のマネージャー職に対しては、ダイバーシティ推進室が中心となって、日経DVD「ワークライフバランス」を活用した研修を行った。「国内グループの各事業所で研修を実施しました。2時間半という長時間の研修でしたが、DVDの映像を利用することで、受講者の参加意欲が向上しました」(米奥さん)。映像による研修は、印象に残りやすい。また、ストーリー仕立てなので理解が容易であることも、その理由だろう。

研修後、今度は各マネージャー自身が、部下にワークライフバランスに関する正しい理解と、意識啓発のための「職場研修」を実施することになる。特にマネージャーが求められるのは、「今の働き方を変えるために、新しく何ができるかを考える」ということだ。

研修後は1ヵ月間、各職場で働き方を変えるための「ツール」を導入することが決まっている。どのようなツールを導入するかは、各職場で検討することになるが、ダイバーシティ推進室ではその際のヒントとして、いくつかの案を用意している。そのひとつが、DVDの監修者でもある小室淑恵さんの著書「6時に帰るチーム術」で紹介されている、「朝メール」だ。「マネージャーが職場に合うツールを考え、メンバーとディスカッションします。全員が納得した上で、まずは1ヵ月取り組み、その後は職場会を開催して、気付いたこと、変化したことを全員で共有します。これをきっかけに、働き方、仕事の進め方を見直して欲しいと考えています」(小川さん)

映像研修をさらに効果的に活用

同社では、今回のワークライフバランス研修のなかで、ひとつの面白い取り組みを行っている。研修で使用したDVDには、「空音商事」という企業が登場するが、その社員たちがワークライフバランスの重要性に気づき、自分の働き方を見直すところで物語は終了する。同社の研修では、その後の空音商事について架空のストーリーを設定。マネージャーたちが登場するキャラクターになりきって、ロールプレイを行うのだ。

まず、4人が1組となる。登場人物である「東山課長」と、そのほかに3名の部下のキャラクターを詳細に記したロールプレイ用情報シートを用意。各自がシートを1枚ずつ取り、そのキャラクターを演じる。東山課長は、働き方を変えるためのツールとして先述の「朝メール」の導入を提案するが、残るメンバーは各キャラクターの設定をもとに大反対。果たして東山課長は、どうやって3人を説得するのか…というもの。これを10分1ラウンドで行い、担当するキャラクターを変えながら、ロールプレイを繰り返していく。

この研修を考案した小川さんは、次のように語る。「慣れ親しんだ仕事のやり方を変えることには、多くの人が反発を覚えるでしょう。しかし、ワークライフバランスの実現には、時間制約を前提とした働き方が必要です。その際、命令されてやらされるのでは意味がなく、社員1人ひとりが意識を変えて主体的に取り組んでいかなければなりません。このロールプレイでは、部下の意識を変えるための効果的なメッセージや伝え方を、他のマネージャーの皆さんと共に考えていただきたいと思いました」。研修後は、多くのマネージャーから、前向きなコメントや具体的な実施方法についての相談が寄せられているそうだ。

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