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縄文人追跡

  • 小林達雄  
  • 2000年03月発売
  • 定価 本体1,400円 +税
    • 品切・重版未定
  • 請求書支払可能
  • 見積書発行可能
  • FAX注文可能
  • 税抜き10,000円以上送料無料

商品の説明

発掘により明らかになる新事実が、縄文観を塗り替えている。「炉は神聖なもので煮炊きは外で行われた」「食事がよかったからか、虫歯が多い」などおもしろトピックを満載。縄文研究第一人者による「縄文エッセイ」。

目次

プロローグ――どこよりも早い新文化の火の手

I 縄文人骨を読む

   科学的データで迫る[身体的特徴]
   遺骨に残る潜水漁法の跡[生活者の顔]
   農耕民に並ぶ保有水準[虫歯は語る]
   治癒を見守る「医療体制」[骨折の跡]
   過半数は十五歳までに死亡[短い寿命]
   リウマチや栄養失調……[病歴]
   「後ろから狙う」が常道?「闘い」
   現代犯罪捜査に道開く[土器の指紋]
   抜歯、断食……苦痛を超えて[成人式]
   縄文人の乾杯[果実酒]

II 縄文人の原風景

   狩猟が生んだ「嫁入り型」[結婚]
   聖なる場としての住居[ウチとソト]
   ハラからヤマに続く遠近法[ムラの成立]
   ムラの中の対立、実は共存[双分制]
   縄文モデルムラは円[生活舞台]
   女性は土器で世界観表現[男女の分業]
   文様にしのばれる細やかな心[縄目]
   狩猟に命をかける[男の性(さが)]
   絶対的でない男女の役割[装身具]
   現代との相似形[アクセサリー]
   老人も安心して暮らせる[定住生活]
   いまに通じる縄文日本語[言葉]

III 日本人に刷り込まれた「文化的遺伝子」

   いまに伝わる古代の祈り[蹲踞の習俗]
   人間と神の世界の中間に[子供の位置]
   副葬品が崩す「平等社会」観[身分階層]
   子抱き土偶のほのぼの[母子]
   目に見えない観念の産物「祭壇」
   ヒト形に近からず、遠からず[土偶]
   性に対するこだわりを超える[土偶の表現]
   石、木、牙、角、藁……[さまざまな偶像]
   板チョコ分割法[土偶の毀し方]
   円や方形に世界観を表現[記念物]
   六本柱の正体[三内丸山遺跡]
   春分、秋分の日の演出[ストーンサークル]

IV 縄文人の影を追って

   石鏃をめぐる伝説[正体を追う]
   各地に残る巨人の物語[貝塚の発見]
   大森貝塚は先住民の遺産[最初の仮説]
   流布したアイヌ先住説[日本人の祖先]
   学会を揺るがした賛否論争[コロボックル説]
   学問に国粋主義のカゲ[「日本原人」論]
   姿見せた九千五百年前の世界[上野原遺跡]
   村を人工的に整備する[元屋敷遺跡]

商品仕様

書籍 四六判 上製 206 ページ
ISBN-13 978-4-532-16342-6
発売日 2000年03月発売

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