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鉄砲を一発も撃たなかったおじいさんのニューギニア戦記

  • 深津信義  
  • 2003年06月発売
  • 定価 本体1,600円 +税
    • 品切・重版未定
  • 請求書支払可能
  • 見積書発行可能
  • FAX注文可能
  • 税抜き10,000円以上送料無料

商品の説明

密林を歩き回り、人跡未踏の大河を下り、ひたすら食糧確保に知恵を絞る日々――16万人が死んだニューギニア戦線で生き残った男の希有な体験を綴った戦記。ユーモアを湛えた文章は、読者に不思議な感動をもたらす。

目次

序章 陸軍衛生兵の日々
東京第二陸軍病院に召集/レントゲン室勤務の青春/召集解除、食糧不足に悩む/北京陸軍病院からの誘い/再び応召

第1章 ニューギニアへ
行く先も知らず出発/さらば祖国よ/友軍機に見守られてマニラ湾へ/西部ニューギニアに到着/グラマン来襲、病院爆撃さる/転属を願い、ホーランジャへ/特殊工作班神機関に配属

第2章 特殊工作班神機関
神機関の構成と任務/海岸班を編成、工作実施に出発/海上集落タブラスハ/宣撫工作を開始/輝く星と夜光虫、幻想の世界/軍警を指揮し、実地踏査に/猪料理に歓迎のダンス/闇の中からわき上がった灯り/ジャングルの中の「千一夜物語」/イルカの大群を乗り切る/空から地から、ヤマビルの攻撃/ブングラン・アエル/日本人には見えなくなった?

第3章 奥地へ踏み込む
東部ニューギニアに出発/手投げ弾で魚捕り/拠点を求めてさらに奥地へ/米軍飛行士を捕虜にする/ホーランジャ陥落/すわ、敵の追撃か/オランジャングル(密林の人)/あてどなく彷徨う転進部隊/食べ損なったご馳走/特務機関の適任者とは/金親上等兵戦死/人食い人種(?)と出会う/老人の巨大な睾丸/最後のマカンブサール/サゴ澱粉採り開始/死と隣り合わせの転進へ/いよいよ未踏のジャングルへ

第4章 密林の大転進
大密林に踏み込む/サゴ椰子を求めてくたびれ儲け/見えない太陽を見る原住民/集落発見/総出でサゴ採集/「北部ニューギニア探検隊此処に宿す」/遂に出た大マンベラモ河/丸木舟づくり/踊り続けるパプア人たち

第5章 大河マンベラモを下る
丸木舟で魔境へ/ターザン映画の光景/敵機が救いの神/激流にロープが切れた/鰐機関警備隊と出会う/鉄砲水に丸木舟を浚われる/鰐機関と合流/「助けてくれとなぜ言わぬ」/高砂族を救助する/米軍基地攻撃に失敗/見つからなかった遺体/機関統一への人身御供/さらばマンベラモ

第6章 何よりも食糧の確保
悲惨な戦闘に耐えるサルミ/新しい神機関本部設置/敵後方に潜入せよ/病院収容で人数半減/シュヘンメル山の旦那/恋の逃避行/姿なき敵/大ワニを仕留める/現地自活態勢に入る/食糧の自給態勢/旨いものは少人数に限る/激戦の跡を辿って/米軍物資で潤う松山部隊/敵地へ食料調達に/食糧倉庫発見/台湾人兵補に教わった猪の罠作り/原住民の不思議な観察力/食べ物が何よりの日々/足のある蛇、王冠鳩/病死していた渡辺中尉/鴻軍医も倒れる

第7章 帰国まで
終戦の報来る/迷い兵を発見/トラックは兵士の墓場/占領軍兵士は殆ど原住民/鰻の子、蟹の子が河を上る/苦力頭が占領軍の伍長/負傷者救出/日本人MPに任命される/原住民の応援/南興農園に駐留所を作る/MPの役得/機関長連行/私物検査なしで日本へ/我々を繋いだ信頼の絆/故国の土を踏む

終 章 それから
機関長、無念の刑死/遺骨のその後/生きていた英霊/幻の転進部隊/真実の記録を残したい/60年ぶりの豪徳寺

商品仕様

書籍 四六判 上製 237 ページ
ISBN-13 978-4-532-16442-3
発売日 2003年06月発売

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